今日は素敵なミニアチュールお作品のご紹介です!
こんにちは。いよいよ本格的なゴールデンウィークとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日の堺市は快晴で、最高気温が28度と言う、とても暑い一日でした。と言う訳で、教室では本日から扇風機が活躍を始めました(^_^;)
年々登場時期が早まっている気が致します‥‥。 クーラーの登場まで、もうすぐですね。
さて、今日は生徒さんの素敵なお作品2点をご紹介させて頂きます。
両方ともハガキサイズで、パステルで描かれたミニアチュール作品です。(※ ミニアチュールとは、ミニチュア(小さな)と言う意味です)
最近、教室では、このミニアチュール作品が静かなブームになっています(笑)
この様な小さな作品は、廊下やお化粧室等のちょっとしたスペースに掛けられますし、小さなイーゼルに乗せれば卓上で飾る事も出来たり、贈り物にしたりと、なかなか楽しみの幅が広がる良いサイズです。
先ずは、Reiさんのお作品からどうぞ!(#^.^#)
なんとも凛々しい梟さんです。でも、ずっと眺めていると、表情がちょっと愉快な感じかして、思わずニッコリしてしまいます。
睨めっこしていたら負けてしまった感じでしょうか?(笑) 心が和みますね(^_^)
本当に素敵で可愛らしいお作品です!お家の玄関に、他の二羽の梟のお作品と共に飾られるとの事でございました。ご来客の方たちにも幸せがやって参りそうですね。
続いては、恵子さんのお作品です!(=^Y^=)
こんなウルウルの瞳で見つめられたら‥‥、誰もがこのキュートさにノックアウトではないでしょうか?(笑)
こちらの猫ちゃんは、けいこさんのご自宅で可愛がられている猫ちゃんです。今はもう大人になられているのですが、仔猫の頃のお写真を見られて描いて下さいました。
けいこさんご本人は、このお作品に対して 『 デッサンは何処へ行ったのか‥? 』 と仰っておられました。
そうですね、確かに、対象物の形を正確に描く【デッサン画】として見れば、そうなります。
しかし、このお作品には、大切なものが描かれています。
モデルの仔猫ちゃんの本質が描かれているのです。見つめていると、あの仔猫の可愛らしい 『ミィ~、ミィ~』 と言う鳴き声が今にも聞こえて参りそうです (#^.^#)
対象物を正確捉えると言う事は、その形を正確に捉えると言う事だけでは無く、その対象物の本質を捉えると言う事です。
その対象物が持つ固有の特質、性格、中身をもちゃんと捉えなければなりません。
そしてそれらを、キャンバス(紙)の上に表現する(描く)のです。
絵を描く上で、これが最も大切な事なのです。
形を正確に捉える事は、とても大切な事です。しかし、それ以上に大切な事は、本質を捉える事です。
と言われても、何だか難しいですよね(^_^;) それでは、少しご想像して見て下さい。
ここに、あなたの良く知る人の肖像画が有ります。時間を掛けて写真のように正確に描かれた肖像画です。でも、何故だか、どこか親近感を抱けなくて違和感を感じます。
そしてもう一方には、一筆描きで描かれた漫画のような簡単な似顔絵が有ります。
そんなに手の込んだ絵ではないけれど、自分の良く知るあの人だと直ぐに分りました。
絵として優れているのは、どちらなのでしょうか?
形に囚われるあまりに、その本質を捉えると言う事を見失ってはいけません。
形の描写は未だ発展途中であっても、本質を捉えられている絵は、本当に素晴らしい絵です。
今日のReiさんと、けいこさんのお作品が、それを証明して下さっていますね。
素晴らしいお作品を、有り難うございました★ (#^.^#)