【展覧会】第4弾 懐かしの絵看板・映画ポスター展(堺市立東文化会館)2021年3月21日迄

手描き看板の世界

 

こんにちは!🌸
今回は皆様に
堺市立東文化会館(南海高野線 北野田駅直結)にて
現在開催中の展覧会を ご案内させて頂きます(^-^)🌟

 

 

堺市立東文化会館

堺市立東文化会館(南海高野線 北野田駅直結)

 

この展覧会は
緊急事態宣言の発令に伴い開幕が延期されておりましたが
3月に入り、いよいよ観られる事になりました👏🎊

私は早速観て参りました(#^-^#)
チラシ掲載の後に、会場の展示内容もお伝え致しております。
ご来館前のご参考になりましたら幸いでございます✨
(※ 長文です(^.^)ゞ

 

それでは下記に
展覧会のチラシと開催情報のご案内申し上げます(^_^)/☆彡

 

 

手描き看板の世界

チラシ表面

 

【懐かしの絵看板・映画ポスター展Ⅳ】

 

・会場:堺市立東文化会館 2階ギャラリー

・会期:開催中〜2021年3月21日迄(休館日:3月10日、17日)

・時間:10時〜18時

入場無料

 

展覧会場の入り口(受付)では
来館者に名前連絡先の記入、検温、手指消毒が行われております。
皆様もご来場の際はご協力をお願い申し上げます。

 

 

手描き看板の世界

チラシ裏面

 

展覧会場に入って直ぐに目に飛び込んで来るのは
広い会場の右手壁面にズラリと並べられた
『京都 南座の歌舞伎絵看板』群です。
1枚の大きさは表示が有りませんでしたので
正しい寸法が分かりませんが
洋画キャンバスサイズの100号(162×130㎝)程はありました。
今展示に合わせて製作された額装も素敵で、その数10点。
圧巻の眺望です。

正面奥にはA3サイズ程の大きさの紙に描かれた
手描きポスターが約100点。
これらも一つ一つが芸術の域に達する感動の仕事でした。
鉛筆の下描き線も薄っすら見えて、作者の息吹が伝わって来ます。
色彩、表現、魅せ方、どれも似たものは無く、素晴らしいです。

展示作品の中で私が個人的に
『おや⁈』と足が止まった日本の映画ポスターがありました。
(大きな映画ポスターは原画ではなく、印刷作品の展示です。)
高倉健さんや勝新太郎さんのお顔で
目が留まった事も一因ではあるのですが…(笑)
俳優さん達のお顔を黒インクの点描表現で描き
それらをまるでコンピューターグラフィックスを使った様に
重ね組み合わせ、他の部分には効果的に彩色が施されています。
とてもシンプルで一見目が留まりそうに無い雰囲気なのですが
その控えめな表現の中に垣間見える力量に、私の目は釘付けでした。
作者は、生頼範義(おおらい のりよし・1935-2015)さん
このポスターの並びには、全面が絵画表現になっている
真っ赤なゴジラのポスターが展示されています。
こちらは定規を使った力強い線の跡が見えますので
原画はアクリル絵の具で描かれたのかなと想像致しましたが
油彩画かもしれません。
ゴジラのあの声が響く、大迫力の絵画です。
この作者を確認しますと、同じく生頼範義さんでした。
どんな技法を用いても、素晴らしい作家さんの作品は素晴らしいな!!と
嬉しい気持ちになりました(笑)

他には、当時の映画絵看板が飾られた映画館の外観写真が約150点。
まるでテーマパークの様です👀✨
これも非常に面白く、興味深いものです。

当時の暮らしの中で『娯楽』と呼べるその代表選手が
映画や その俳優さん達でした。
人々はそこに夢や憧れを抱き、熱い視線を送っていました。
絵看板、ポスターはそんな夢の世界をより輝かせ
人々を連れ出す魔法の切符でもあったのだと思います。

映画も、スター達も、ポスターも
今よりも遥かに 憧れと夢の世界へ誘ってくれる
尊い存在だったのでは無いでしょうか。
現代では、スマートフォン一つさえあれば
映画もドラマも簡単に見られます。
有名人ご本人にも直ぐに繋がる事が出来てしまう時代です。

今回の素敵な空間を旅終えて、現代が便利になった分
失われたもの達にも気付かされました。
感動と郷愁、色々な思いに心が巡ります。

 

会場内は、静かで熱い感動と夢と幸福の空気に包まれています。
本当に素晴らしい展覧会です。
ご都合がつかれましたら是非 ご高覧下さいませ。

こんな機会を下さった堺市とご関係者の方々に
心より感謝申し上げます💐(^_^)
沢山の幸せを 有難うございます💖✨
このシリーズの開催が続きます事を願っております👏💕💕

 

最後までご覧下さいましたあなたにも、有難うございます★★★

 

コメントは受け付けていません。