🎨『ビーツ』を水彩絵の具でスケッチしてみました😊🖌

制作過程もご紹介⭐︎

 

 

こんにちは!
今回は、私(講師)の『水彩スケッチ』
ご紹介させて頂きます(^.^)/🎨

制作過程も撮影し、ご解説と共に掲載致しております。
あなたのご制作の参考になるところがございましたら
嬉しく存じます(#^-^#)

 

本作を描くきっかけになりましたのは…、

先日、教室からの帰りに
近くのスーパーマーケットに寄りましたら
素敵なお野菜に出会った事でございました👀💕

そのスーパーマーケットには
農家さんから直送される野菜コーナーがあって
季節毎に珍しいお野菜達が並びます。
丁度、産地が私の父方の田舎で
時々地名まで同じものがやって来ると言う事もあり
いつも売り場を楽しみに覗きに行きます(^_^)

そこで、とっても可愛らしいお野菜
『ビーツ』に出会ったのです👀❣️

 

 

ビーツ(絵のモチーフ)

ビーツ(絵のモチーフ)

 

こちらがそのビーツです(^_^)
ビーツは蕪に似た形状で
ウクライナの郷土料理のボルシチに欠かせないお野菜で有名ですね。
日本では、甜菜糖の原料として知る方が多いかもしれません。

それにしても、ビーツってこんなにも
色とりどりに種類があるのですね💡✨
私は初めて目にし、ビーツファミリーに感動を致しました(笑)

普通のお店なら1種類を纏めて販売されるところですが
ここでは農家さんの粋な計らいで
目にも楽しい販売をして下さいます。

今しかない、一期一会の出会い…💘✨
帰宅路でしたので少し迷いましたが
何らかの形で彼らを描き留めておきたい!と思い
ビーツを購入して、直ぐにアトリエに引き返しました(^_^;)ゞ💦

 

 

絵を描く為に並べたビーツ

並べたビーツ

 

絵に描く為に並べてみました(^。^)✨

ビーツの下には、水を含ませたキッチンペーパーを敷いています。
葉にも少し水を吹き掛けました。
この様にしていると、描いている間
葉っぱが枯れずに頑張ってくれます💪💕

そして、水彩絵の具で描いたスケッチが
こちらでございます(#^-^#)/🎨

 

 

『ビーツファミリー』(講師・水彩画)F4号

『 ビーツファミリー 』(講師・水彩画)F4号

 

 

ビーツファミリー

ビーツファミリー

 

今回の、私がスケッチする目的
『野菜の美しい姿と、出会った時の感動を描き留めておく事』
でしたので、絵画制作としての実験的な試み等はせずに
只々、素直に筆を走らせました

 

 

モチーフと下描き

モチーフと下描き

 

こんな風に、ちょっと俯瞰の構図で描く事に致しました。

 

 

鉛筆での下描き

鉛筆での下描き

 

下描きには、濃さBの鉛筆を使用致しました✏️

ザックリと、何本も軽く線を引いて形を捉えています。

外側周辺には、全体の構図を決める為の線も引いています。
ご覧頂けますでしょうか?(^_^)

通常、このまま描き進めても問題は無いのですが
私は 少しでも多く、鮮やかな色彩で表現を致したいと考えますので
余分な線を消しゴムで消してから着彩に進みます。

💡鉛筆で汚れた画面に水彩絵の具を加えると
鉛の色が混じって色彩を濁らせます。

 

 

線の整理をした下描き

線の整理をした下描き

 

必要の無い線を消しました。
ちょっと画面がスッキリ致しました✨

 

 

F4号のスケッチブックと画材

F4号のスケッチブックと画材

 

雑なパレットで失礼致します(笑)
お道具のご参考にどうぞ (^_^)🎨

 

 

水を含ませた水彩画用紙

水を含ませた水彩画用紙

 

水彩画は、一度に沢山の水を使用致します。

その為、画用紙をスケッチブックに付けたままの作業ですと
その下の紙や、スケッチブック全体を湿らせてしまいます。
画用紙を常に湿った状態にしていると
紙を傷め、カビの原因になります。

そしてまた、湿った紙は波打ちますから
制作中は反り返ったりして
とても描きづらい状態になります。

これらを避ける為に、水彩画を描く場合は
(スケッチブックの画用紙を利用する時はブックから切り離して)
一般的には、大作なら画用紙をパネル張りするのですが
画用紙がそんなに大きくない場合は
画板に紙の四方を マスキングテープで留める方法もございます。

私の今回の制作では
画板にマスキングテープ留めを致しました。

⚠️ マスキングテープは作品完成後、
完全に乾いてから剥離致します。(最後に参照画像有り)

 

 

着彩開始

着彩開始

 

作品の完成像を思い浮かべながら、画面全体に色を置きました。

 

 

葉の形が変化したビーツ

葉の形が変化したビーツ

 

ビーツが枯れてしまわない様にと
天然水を与えながら描いておりましたら
購入時よりも元気になってしまいました(笑)

お陰で、ビーツの構図が変わってしまいました…!(^。^;)

描き初めの時よりも葉が開いて
こちらの方が美しいなぁと思いましたので
私の絵もモデルさんと同じく、葉を描き改めました。

 

 

モチーフと作品

モチーフと作品(画面が濡れています)

 

葉の構図が変わりました(^_^)✨

水彩画でも、途中で修正する事が出来ます。

 

 

左端の葉、構図の修正

左端の葉、構図を修正

 

初めの時より、ビーツの構図も元気になりました✨
面倒でも、修正を致して良かったと思える瞬間です(笑)

 

 

画面の様子

画面の様子

 

経過

経過

 

大体、全体を捉えられましたので
あと少し描き足りていない部分を補って
完成に致します

 

 

完成です

完成

 

これにて筆を置き、完成と致しました(^-^)👏💕

 

 

ズームアップ🔎

ズームアップ🔎

 

部分ズームアップ

部分 ズームアップ🔎

 

最後に、画板から取り外した状態も
ご紹介させて頂きますね(^-^)✨

 

 

画板から剥がした水彩画

画板から剥がした水彩画

 

画板に画用紙を留める為に貼っていたマスキングテープの剥離
画用紙が完全に乾いてから行います。

画用紙がしっかりと乾いていないうちにテープを剥がしますと
画用紙を破損させる原因になります。
そして、せっかく真っ直ぐ平らに伸びていた画用紙紙が
波打った状態に変わってしまいます。
ご注意下さいね。

 

 

横から見た水彩画用紙

横から見た水彩画用紙

 

こちらが、画用紙が完全に乾いてから
テープを剥がした作品でございます(^_^)

角も、丸まる事なく綺麗に伸びてくれました💖✨

 

 

『ビーツファミリー』(講師・水彩画)F4号

『 ビーツファミリー 』(講師・水彩画)F4号

 

スケッチでも、やはり額縁に入れると楽しくなりますね👀🖼💕
キッチンの壁に掛けても良さそうです(笑)✨

 

透明な色彩表現が出来る水彩画
見た目め涼やかで、夏の時期には特にお勧めです🎨🌺
皆様も是非、楽しまれて下さいね❣️(#^_^#)✨

 

最後までご覧下さり、有難うございます

 

 

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