場所:三重県 津市 「喫茶tayu-tau」
日付: 2017年1月28日
はじめまして、数年前から絵を習いたくて教室に通っているmisaと申します。
アートに疎い私でしたが教室に通う内に興味を持ち始め、機会があれば美術館や展覧会に出掛けて、作品との出会いを楽しんでいます。
そんな私の訪問記を、このたび先生が連載企画としてご紹介して下さる事になりました。
文章を書く事が不得手でお恥ずかしいのですが、感じたことをそのまま文にしました。
拙い旅日記ですが、おつきあいくだされば嬉しいです。
動物彫刻家のはしもとみおさんをご存じの方も多いと思いますが・・
私は4〜5年前にTVの特集番組を見て以来、みおさんの飾らない姿、
動物への愛情深く向き合う姿勢に惹かれて機会があれば個展に行っています。
去年の丁度今頃でした。
三重県の津からJRで一駅の所、古民家を改装した喫茶店で個展があり出掛けてきました。
いつもの動物達に再会できるのを楽しみにしていた処、みおさんが猫島で製作された猫達と初めて出会いました。
飼い猫じゃないので、なかなか鋭い目をしています。
島での暮らしは縄張りもあり生存競争が厳しいのだろうと思わせるような面構えの猫達でした。
それだけに個性的で存在感があり大好きになりました。
作品の動物達には一匹ずつその子の名前と説明が書かれたカードが添えられてあり、みおさんの彼らに対する愛情が感じられます。
この子の名前はチグリスです。チグリスは貫禄あって大好きになりました。
後ろ姿もなかなかのものです。
みおさんの動物達は大きな美術館、小さな会場と様々な所へ行っていますが、
ここでの個展は薪ストーブの炎のゆらめきの中、動物達も居心地よさげに、ゆったりと座っていました。
私も新鮮な旬の野菜ランチをいただきながら、ほのぼのとしたひとときを過ごせた思い出深い一日となりました。
これらの小品は抽選で販売されていました。私は一匹購入することができました。ラッキー😃💕
上段右から二番目の猫ちゃんです。
みおさんの製作風景を垣間見ているように、アトリエでの様子が再現されています。
黒い柴犬は、みおさんの愛犬の月君です。月君は昨年天国に召されましたが、彫刻に触れる事でいつまでも私達の心の中に居るのだと思います。
そして現在、名古屋 ヤマザキマザック美術館 で新たな みおさんの個展が開かれています。
(開催期間:2017年11月24日~2018年2月25日)
ロココ調の家具のある部屋で動物たちは 今度はどんな表情を浮かべているんでしょうか、
会うのが楽しみです。
アートの旅は 続きます…
( 文・撮影/misa • 編集/講師 )
次回もお楽しみに!😊✨(講師)